中国ビジネスは台湾人と共に行け―気鋭のコンサルタントが指南するアジアビジネスの極意 (SAPIO選書)



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物足りない

結局この筆者は何が言いたいのだろうか―これ以上の読後感はなかった。内容は周知の例を並べ挙げ、著者の見聞に基づいた解釈が行われるだけで、台湾企業のもつ構造的な強さと弱さ、独自の流通形態が構築される背景、台湾企業と組む上で覚悟すべきリスクなどは完全に忘れられているようだ。ほんとうに物足りない。本書のタイトルで示されたテーマについて、まともな知識を得ようと思うのであれば、朱炎著「台湾企業に学ぶものが中国を制す」(東洋経済新報)をお勧めします。
本を書くならもう少し勉強してください

著者の台湾(というか中国人や中国全般)に対する事実認識のあいまいさと不正確さが随所で目立つ。タイトルで訴える「アジアビジネスの極意」とは程遠い内容に失望しました。自分をチヤホヤ甘やかしてくれた台湾人に同情する気持ちは分からなくもないけど、台湾企業と組むメリットがいまひとつ見えてきません。かなりの数の台湾企業が中国で苦戦しているって事実、まさか知らないはずないでしょう?具体性に乏しい観念論はもういいから、もう少し実社会で勉強してから本を書いて下さい。ビジネス現場を知らない人のお説教は百害あって一利なし、時間の無駄です。
台湾のことなら藤重太に聞け!

 私が台湾に留学していた時に、同じ留学生寮に飛び込んで来た18歳の少年?が、17年前の藤重太氏である。

 私は1年そこそこで帰国した単なる語学留学生であったが、氏は短期間で中国語を身につけ、難関の台湾大学に進学し、国際貿易を専攻した。休みのたびに台湾のすみずみまで旅行をして、山奥の少数民族の村をも訪ねている。また、台湾在住中ずっと日本語教師として、多くの台湾人実業家とも師弟関係を結んでいる。ちょっとやそっと、行き来した台湾通とはわけがちがう。
 本書には、17年間、台湾・中国一筋に生きてきた男の人生のエキスがつまっている。中国ビジネス入門書としてだけでなく、異文化コミュニケーションや人生論として、幅広く詠んでいただけるであろう。



小学館
台湾企業に学ぶものが中国を制す―中国市場を狙う日本企業の新たな戦略







         
         
         
         



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